商店街に食料調達に行って、イリヤに出会ったところからやっていきます。前回はこちら。
時系列としては、聖杯戦争七日目、2月6日のお昼過ぎくらいです。
様々な媒体でネタバレ把握済みの人間による、Fate/stay night初プレイ記です。
このゲームのアニメ版や、型月の他作品の展開を絡めながらの考察、率直な感想を書き綴っていきます。
以下、stay night・FGO・その他型月作品のネタバレ注意!
「アニメは見たけど原作ゲームは未プレイ」という方や、「FGOから入ってリマスター版が気になっている」という方の参考になれば、あるいは、原作プレイ済みの方の考察の足しになれば幸いです。
2月6日:イリヤとの再会(商店街)

さて帰ろう、と自転車に買い物袋を乗せた直後にイリヤと再会です。驚いた士郎が自転車を倒してしまいます。
千円の高級イチゴジャムは無事かー!? ビンだよね!?
私はそっちにハラハラしていましたが、士郎はそれどころではありません。
敵マスターに、真昼間から、こんな往来で会うとは思ってもみなかったでしょうから当然の反応です。
しかし警戒する士郎などなんのその、イリヤはマイペースに会話を続けます。
士郎がどんな反応をしようが気にもかけていないというか、士郎がたとえ挑みかかってきてもどうとでもできるという余裕を感じさせます。いつでも相手を殺せるから優しい杉本佐一みたいな。(ゴールデンカムイ)
実際、イリヤにとって他のマスターは敵ですらなく、害虫とのこと。あのバーサーカーがサーヴァントなんだから、そんな認識になってもしょうがないですね。
戸惑う士郎に対し、イリヤの方は「お日さまが出ているうちに戦っちゃダメなんだから」ということで、戦う意思は無いようです。聖杯戦争のルール守る気でいるんだ……(感動)
思いのほか友好的というか、士郎ともっと話をしたいようですね。
ネタバレ知識にてイリヤが士郎の義理の姉であることは知っていますし、HF編では「お姉ちゃんだから弟を守る!」みたいに、最終的には良好な関係になることもふんわり知っていますが、この時点でも割と好意的なんですね。
もっと「キリツグキライ! その息子のシロウもキライ!」って感じかと思ってました。
イリヤとの話し合いを拒否する素振りを見せたら暴力をちらつかせてくるし、かといって承諾したらはしゃいで駆け出していってしまうし、イリヤのアンバランスさをこれでもかと分からせてくる描写が入ります。
私はイリヤの背景事情をおおよそ承知済みなので「なるほどね~」って感じですが、当時の、背景事情を知らないプレイヤーにとってはかなり不気味に映ったでしょうね。
そして、「物騒だが、天真爛漫な美少女」としていろんなプレイヤーに刺さっていったとみた。
2月6日:公園での話し合い

そんなこんなでイリヤと話をすることになり、公園に移動します。
ここでは、「話をしよう」と誘ってきた割には何を話せばいいか分からない、というイリヤの経験の乏しさから話が発展し、イリヤが雪国出身だったり、それでいて寒さが苦手だったりという話を聞けます。
名前に「フォン」が付いていたのでそうだとは思っていましたが、アインツベルンは貴族なのだとか。
ドイツの貴族には「フォン」が付く、というのはルーク・フォン・ファブレで知りました。(テイルズオブジアビス)
雪の深い国の大きな城に生まれ、ろくに外にも出られず今まで過ごしてきた……と、彼女の孤独が伺えます。
ここで「父さま」にも言及するんですね。辛さを飲んで話しているというよりは、単純に楽しかった思い出として話している感じです。
父さまに褒められた、母さま譲りの髪が自慢だ。という話から、「シロウは何を譲られたの?」という流れに。イリヤ的には、彼女の知らない切嗣の軌跡を知りたかったのでしょうか。
それにしても、士郎が切嗣に貰った物のラインナップが重い……! 家、名字、命って! そうだけど! そうだけど!
たくさんの物を貰ったよ、という答えに我が事のように喜ぶイリヤ。彼女の中の「父さま」ならそうすると誇らしかったのか、「父さま」が贈ったものがしっかり受け継がれてて嬉しかったのか。

そんなほっこりするような話の後、「親から魔術刻印を受け取らなかったの?」という話になります。
魔術刻印は親から子へ代々受け継がれるもののはずですが、イリヤの認識では「聖杯戦争のマスターになる為に必要なもの」らしいです。
何も知らなければ「なんかおかしいな? 伏線かな?」で終わる場面ですが、イリヤが小聖杯で、聖杯戦争のために調整されたホムンクルスだと知っている身としては……使い捨ての道具扱いが透けて見えて嫌~~~!
こんな純粋な子を……! 一個数百円のどら焼きに頬を染めて喜ぶ子を……!
ほんの三日前に腹を掻っ捌かれましたがそれはさておき、アインツベルン許せねぇ! と、どけっ私が保護する! の気持ちが沸き上がります。それはそれとして、バーサーカーが起きたと言い残しイリヤは帰路へ。
それにしてもアインツベルンの森って車で一時間もかかるのか。子供の足じゃ辿り着けないのでは? タクシー使うのか、何らかの魔術で時短するのか、迎えが来るのか。
イリヤが帰ってしまったので、士郎も帰路につきます。結構話し込んでいたと思いますが、セイバーはちゃんと空腹に耐えられたのでしょうか。
そしてイリヤとの邂逅は黙っているつもりの様子。
「今日のイリヤを敵と思いたくなかったのだ。」
気持ちは分かるが、こう……! ホウレンソウが……!
2月6日:ハプニングイベント
家に帰って、稽古をして、夕食まで時間が飛びます。
士郎が風呂から上がって、いざ食べようという段になってもセイバーが見当たらないので凛が呼びに行き、その間に士郎は髪を乾かせと言われて脱衣所へ。

ここで、昔のアニメや漫画あるあるのハプニングイベント発生。
昭和とか平成の作品は、こういう「脱衣所で鉢合わせちゃってウワー!」みたいな展開がよくあった印象ですが、今の作品ではどうなんでしょう。めっきり見なくなった感じがあります。コンプラ意識も厳しくなったもんな。
細かいところですが、髪結い上げたまんまなの惜しいなあ。きっちり髪をまとめている人がそれを下ろした姿からしか得られない栄養素もあるのに……。
そして、タオル一枚の姿を見られたセイバーですが全然動じません。性別など些末事だから気遣い不要とのこと。
ううーん、朝の稽古前の「その服装、女の子らしくて似合ってるよ(意訳)」で照れるのと、ほぼ裸体を見られるのはセイバーの中では別カテゴリーなんだ……?
自分が女であることは意識してないのに、女の子らしい服装が似合ってると言われるのは嬉しいのか。
あの道場でのセリフに照れたのは、少しでも「少女らしさを肯定されて嬉しい気持ち」があったからだと思いましたが、そうでもないんですかね……?
と、まあ、そんな流れで士郎が謝り倒し、夕食の味すら分からないまま食事を終えますが、ここで一旦切ります。
次回は凛に魔術の教えを乞いに行くところからです!



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