データ分析に興味があるけど、何から手を付ければいいの?
ということで、まずは心構え……基礎の基礎から学ぼうと思い、本書を手に取りました。
「データ分析のメリットは何か」から始まり、「結果に繋がる情報は何か」「ビジネスでのデータ分析とは」「データ分析に利用する図法」まで解説されています。
本当に基礎の基礎という感じで、小難しい計算などはほぼありませんでした。
※ちょっとした数値や計算式は出てきます。
- データ分析に興味がある人
- データ分析に興味があるけど、何をすればいいか分からない人
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この本は第4章までで構成されていますので、以下に章ごとの感想を書いていきます。
「1章・データを活用して、何が嬉しいの?」感想
この章では、「そもそもデータ分析を行うメリットとは何か?」を解説しています。
データ分析と聞くと「ビッグデータだ!」「AIだ!」となる人がいるが、そうやって「それっぽい」ものをむやみに取り入れるのではなく、
「そのデータを活用した結果どうなるのか」
を見極めよう、みたいな内容でした。
「そもそもより良い結果を得るためにデータ分析を行うのだから、その軸がぶれないように気を付ける」といったように、データ分析の根本的な部分に触れているのがこの章です。
図やイラストが随所に挿入されており、たとえも具体的でイメージしやすい解説でした。
「2章・なぜ「見える化」しても成果が出ないのか?」感想
この章で印象に残ったのは、「インフォメーション」と「インテリジェンス」の違いについての解説です。
この2つについて、簡単に言うと
- インフォメーション:行動に「繋がらない」情報。
- インテリジェンス :行動に「繋がる」情報。
みたいな感じなんですが、つまり、「その人が行動を起こすために、どんなデータを参考にしているのか?」について、例を出しながら詳しく解説しています。
その例が分かりやすく、インテリジェンスの概念がスッと頭に入ってきました。
つまりこの章では、「対応策を練るための要因分析について」を解説しています。
その過程で利用するフィッシュボーンチャートの使い方も交えながら、「理想的な結果を得るための要因が見えたら嬉しいね」ということが語られていました。
「3章・ビジネス上の課題をデータ分析で解決しよう!」感想
章タイトル通り、データを使って課題を解決する方法について解説しています。
そもそものテーマ決めから、筋の良いテーマとはどんなものか、どんなデータを基にどんなアクションを起こすのかetc…
ビジネスにおいて、業務改善だったりコスト削減だったり、「どんな風にデータを用いるか」について焦点を当てています。
PPDACサイクルというデータ問題解決フレームワークなど、データ分析の流れについても紹介されており、「こういう流れでデータ分析するのか」というイメージをつけやすい内容になっていました。
「4章・データ分析の道具箱」感想
ここでは、データ分析に用いる図法などの解説が行われます。
- ヒストグラム
- 管理図
- 散布図
- パレート図
- 特性要因図(フィッシュボーンチャート)
などです。
どんな場面で使うのか、どんな利点があるのかについて、図と具体例を用いて説明する内容です。
その他、親和図法、系統図法、マトリックス解析法などいろんな方法が解説されています。種類が多いので頭がごちゃごちゃしてきますが、ここは何度も読み返して理解を深めていく用の章かなと思います。
まとめ
本当に、「データ分析ってそもそも何よ?」という人向けの基礎講座だったなあ……という本でした。
これがあればデータ分析の理解は完璧! 実務でバリバリ活躍できる! なんてことはありませんが、データ分析についての心構えを学ぶ入門編としては分かりやすくていいんじゃないかなと思います。
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