スター・ウォーズミリしら勢がマンダロリアン・アンド・グローグーを観ました(吹き替え)

Xで連日スーパーかわいい赤ちゃんのポストが流れてくるので、まんまと釣られて「マンダロリアン・アンド・グローグー」を観てきました。

スター・ウォーズは本当に何も分かりません。

  • 曲(テーテーテー テーッテテー テーッテテーってやつ)
  • ライトセーバーでフォンフォンする
  • ダースベイダー(黒い鎧の人)がいる
  • ヨーダという緑の宇宙人がいる

くらいの知識です。

こんなんで観に行ってもいいものか……と思いましたが、Xのポストでも「SW全然知らなくても楽しめるよ!」って書かれてたので、それに背中を押された形です。

それから、TLがあっという間にかわいいファンアートで埋め尽くされて辛抱できんかった。

以下、スター・ウォーズミリしら勢による感想です。
映画のネタバレを普通にしているので注意!

映画から汲み取ったスター・ウォーズの世界観

結論として、前情報通り、スター・ウォーズの事前知識なんてなくても十分楽しめました!

映画の中で必要最低限のことはちゃんと説明してくれるので、置いていかれるということもなかったです。

しかもその説明が、登場人物たちの話の流れで自然と触れられる形なので、唐突な説明口調に違和感を覚えたりテンポが悪くなったりといったことがありません。

世界観としては、つまり、

  • 過去、人々に圧制を敷く「帝国」という大きな勢力があった
  • それを「反乱軍」が打ち破った(これが本編の話か?)
  • 「帝国」の残党が散り散りになり、今も再興を狙って暗躍している
  • 「反乱軍」の人々が主体となって「新共和国」を作り、「帝国」の残党狩りをしている

ということだと理解しています。

そして、映画の主人公の「マンダロリアン」は凄腕の賞金稼ぎで、新共和国の依頼を受けて帝国の残党を狩って金銭を得ていると。

ダースベイダー? とかジェダイ? とか全然出てこなかったので、そこで置いてけぼりになるとかが全くありません。本当にストレスなく楽しめました。

とりあえずグローグーがかわいくて良かった。

グローグー

グローグーのファンアート

か わ い す ぎ る …… 。

開幕の敵基地ぶっ潰しシーンからずっとかわいい。何から何までかわいい。

そして、赤ちゃんだからと足手まといになるなんてことはなく、かなり立ち回りが賢い有能赤ちゃん。

フォースのことは全然分からんけど、まあ超能力的な感じなんだろうな。

特に印象に残った場面

色々見どころはあるんですが、

森でマンドーに薬を飲ませた翌日、目が覚めたらマンドーがいなかった時の呼吸音

ですかね……。ニッチすぎる。

大好きな父親が毒に侵されて、どうやっても目覚めなくて、そんな中親切な人に薬を貰って、「これでお父さんは助かる!」って大急ぎで薬飲ませて、でも起きなくて……。

そんな絶望的な状況で父親に寄り添って眠ったら、目が覚めた時にその父親がいない……。

起きてマンドーがいないことに気が付いた時、「ハッ、ハッ、ハッ……」ってすごく呼吸が浅くなるんですよ。

怖かっただろうな。子供にとっての親なんて世界の全てなんだから、その親を失ったかと思ったらあんな呼吸にもなるよ。

後ろ姿だけでどんな表情とかは映らなかったんですが、その呼吸音だけで心情がありありと伝わって、こっちの心臓もキュッとなりました。

あのシーンは絵作りというか、構成? 表現力が凄かったです。

そんで、目が覚めて速攻武器拾いに行くマンドーなんなん。というか何日も昏睡するほどの毒だったのに、薬飲んだだけでそんな回復する?

とりあえずもっとグローグーのことを誉め倒してくれ……!

いや、「我らの道」が最大級の賛辞だったのかもしれないけどさ……!

特に印象に残った場面2

ロッタを探してたときのシーンだと思うんですが、グローグーがマンドーの右肩に飛び乗った後、左肩にポジション移動してる場面があります。

左肩がいいんだ~! って和んだ記憶が妙に残っています。

確かにポスターとか色んなシーンでだいたい左肩にいますね。

そこが定位置なんだな……とか、そこが定位置になるほどの年月を一緒に過ごしているんだな……ということが、その動作(ポジション移動)だけで伝わってきて、愛おしさが! すごかったです!

マンダロリアン(マンドー)

マンダロリアンのファンアート

最序盤の登場シーンがホラーの演出みたいで好き。

事前知識なくても、あの最初の戦闘だけで「あっ、この人すっっっっっごく強い人なんだな」ってのが分かりやすかったです。

あんな無双ゲームみたいに暴れ回られるとめちゃくちゃ楽しい。

そして、最初の依頼で暴れすぎて「ちょっと予想外だった」とか、うっかり捕まって闘技場の見世物にされたりとか、そんなに強い人なのにどこか抜けてて、そのギャップが刺さる。

これは人気出るのも分かるわ……という造形。

作中で捕まったり負傷したりでピンチにはなるけど、それらを暴力でなぎ倒していくので、強さの格が落ちないのも良かったです。

それから、終始グローグーに激甘なのが大変良かった。

Xに溢れてる「不器用子煩悩パパ概念」って別に幻覚とかファンの誇張とかじゃなかったんだって感じ。声から態度から愛しさが滲み出てて驚きました。ここまでとは。

その他

密売人の船頑丈だな

ハット族の宮殿に突撃する時に使った密売人の船、頑丈すぎましたね。

ロッタを秘密裏に逃がすために使われたものが撃墜されて、それが森に放置されていたみたいな感じだと思うんですが、動くだけでも驚きなのに宮殿に体当たりしても爆散しないんだ!? ってなりました。どんな耐久力?

マンドーが「頑張れ……! 頑張れ……!」って船に声掛けしてたのも笑いました。

というかそもそも、なんでロッタを逃がすために使った船がハット族の星にあったんでしょうか。

ロッタはハット族に見つかったら殺されるから遠くの星に逃げたいと希望していたわけで、それを汲んでマンドーが密売人の船を手配したわけで、だからハット族の星に密売人の船があるのはおかしいのでは?

密売人がハット族の甘言に乗ってロッタを売った?

撃墜されてたのは、ロッタを売り渡す約束も反故にされて強奪されたからとか。

新共和国がマンドーを助けに来た理由について

新共和国の人たちが戦闘機で駆け付けてくれた理由について、

  • ハット族が新共和国に協力するふりをして、帝国に情報を流していた
  • ハット族と違って、自分たちは仲間を大事にする

って感じだったと思いますが、もっと言うとマンドーが捕まったのはいい大義名分になったんじゃないかなと思います。

ただ「スパイは殲滅する」という動機だけでハット族の宮殿を攻撃するなら、その苛烈さに反感や恐怖を抱く人は一定数いると思うんですよね。

そこに「仲良くやってる取引先(賞金稼ぎ)が害されたので助けた」という文脈が乗っかると、なんだ新共和国いい奴だな! みたいに印象が良くなるんじゃないでしょうか。

まだまだ帝国の影響が強くて国をまとめきれてない? みたいな雰囲気だったので、民衆の心象に配慮しつつスパイを排除するのに、今回のマンドー誘拐はちょうど良かったんじゃないかなあと思います。

総評

面白かった! 観に行って良かったです!

今Disney+契約するか真剣に悩んでるくらいには面白かったです。

今までは特に興味も持たず生きてきましたが、もしかしたら今回のこの映画がスター・ウォーズの入り口になるかもしれません。

スター・ウォーズと言えばライトセーバー! と思っていましたが、この映画ではライトセーバーの影も形もありません。

そんな代名詞みたいな武器の戦闘シーンもなく、予備知識も一切必要なく、それでもスター・ウォーズの世界観に触れることができる……スター・ウォーズ初心者の入り口として、かなり有効な作品だと思います。

とりあえずグローグーがかわいすぎる。

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