
富士山に登りました!
富士登山を志したのは2022年、つまり4年前。台風や大雨で中止を食らいまくりながら機会を窺って、ついに山頂から御来光を拝むことができました。
今回は、利用したツアー、レンタル道具屋、持ち物、気を付ける点など、初心者の視点から書いていきます。
- 富士登山初心者の方
- 登山の持ち物について悩んでいる方
- 登山でどれくらいお金を使うのか気になる方
- 入山料支払いの流れを知りたい方
- 富士登山をした感想を知りたい方
なお、私は吉田ルートで登ったので、今回は吉田ルート(1泊2日)の体験をベースに書いていきます。
利用したツアー

利用したツアーを以下にまとめます。
| ツアー名 | トラベルチョイス[首都圏発]富士山専門ガイド付★八合目の山小屋指定で人気の安心コース!!<日本語ガイドプラン> |
| コース | 新宿発着 / 1泊2日 / 帰り温泉付き |
| ツアー料金 | 17,800円~29,800円(※日程により変動) |
| 別途費用 | 入山料 4,000円 / お鉢巡り(希望者のみ)1,100円 |
ツアー代+入山料だけ考えるなら、一番高い時で35,000円ほどを考えているとよいでしょう。
入山料がツアー料金に含まれているか含まれていないかは事前にしっかり確認しておきましょう。
私は本来8月11日~12日のツアーを予定していたのですが、東から西に日本を横断するとかいう訳わからん台風のせいで前日19時ごろに中止連絡がありました。
ダメもとで別日に振り替えできないか聞いたところ、15日、16日に振り替えしてもらったのでそこにねじ込んでもらいました。柔軟に対応していただいてありがたかったです。
状況によってはどうしても振り替えができないこともあると思いますので、「このブログの人は振り替えしてもらってますけど!」みたいに引用して無茶を通そうとするのはお止めくださいね!
利用したレンタル用品店
全部の装備を自分で揃えているという人には関係ありませんが、登山道具はレンタルしたいよという人向けに、私が利用したレンタル屋さんを紹介します。
私が利用したのはやまどうぐレンタル屋さんです。トラベルチョイスのツアーでは別のレンタル屋さんのリンクが張られているのですが、こっちは登山靴抜きのレンタルがないんですよね。
登山靴だけは自前のがある! って人は、やまどうぐレンタル屋さんの方にシューズなし6点セットというのがあるので、そちらを利用してみるのがいいかもしれません。
トラベルチョイスのレンタル屋さんを利用している人は、バス乗車時に「レンタルチケット」をもらって山小屋「みはらし」で交換するんですが、やまどうぐレンタル屋さんみたいに外部のレンタル屋を使っている場合はレンタルチケットはありません。
やまどうぐレンタル屋さんのレンタル品受け取りは、「みはらし」の向かいにある「富士急雲上閣」の1階で行います。
ちょっとスペースが狭いので、複数人で登山する人はレンタル品受け取りの代表1人決めて、その人だけ受け取りに行くのがスムーズでいいかなと思います。
なお、レンタル品のサイズが大きすぎるとか小さすぎるとかはちゃんと交換してくれますので、その場合はスタッフさんに申告しましょう。
入山料とリストバンド交換の流れ

一昨年から、富士山に入るのに4,000円の入山料が必要になりました。4年前に登れてたら入山料支払わなくて良かったのになあ……。
入山料支払いの受付は5合目で行っていますが、オンラインであらかじめチケットを買えますので、それを買っておくのもいいかもしれません。窓口は混むので。
オンラインで買う時の流れは以下の感じです。
- 入山料の公式サイトにアクセス
- 必要情報を入力してチケットを買う(QRコードを取得)
- 取得したQRコードを5合目の窓口で見せる
- 入山用のリストバンドをもらう
※QRコードを提示する窓口は、吉田ルートだと「みはらし」の建物の向かって右側(富士山側)にちょっと行ったところにあります。
私は吉田ルートからの登山だったので、オンラインサイトはこちらを利用しました。
静岡県側からの購入は、以下のオンラインサイトで購入の流れを説明しています。
リストバンド受け取りの前に「登山に適した装備なのか」という装備チェックがありますので、「複数人分のリストバンドを1人が代表で受け取りに行く」ということができません。
少なくとも、窓口前で行われている装備チェックまでは全員で行く必要がありますのでご注意ください。
登山中に入山用リストバンドを失くしたら、下山してゲートを通る際に再び4,000円取られるらしいです。失くさないように注意しましょう。
持ち物
持ち物についてはチェックリストをまとめているサイトがあるのでご紹介いたします。
その上で、私が実際に利用したアイテムを以下に挙げていきます。
- ザック ※レンタル品
- ストック(トレッキングポール) ※レンタル品
- フリース ※レンタル品
- レインウェア上下 ※レンタル品
- ヘッドライト ※レンタル品
- ショートスパッツ(足首に巻くやつ。砂利除け) ※レンタル品
- 登山靴
- 登山用ソックス
- 100円玉20枚ほど
- 1000円札5枚
- 10000円札1枚
- ジップロック(雨濡れ対策)中くらいを5枚ほど
- ゴミ袋
- 飲料水
- 帽子
- 手袋(軍手)
- 行動食
- 日焼け止め
- モバイルバッテリー
- 絆創膏
- 水で溶けるポケットティッシュ
登山用ソックス
これ地味に重要だと思います。
登山中は当然ほとんどの時間動いてるので汗がすごいのですが、登山用ソックスは厚手で吸水性が抜群なので、汗をしっかり吸収してくれます。
しかもふかふかしてるので、寒くない・クッションになって足への負担も減ります。
私の場合、登山開始からはいていったものの他に、雨で濡れたとき用に予備を1足分、つまり2足分持って行ってます。(結局予備は使いませんでしたが)
やまどうぐレンタル屋さんで登山靴借りた人はソックスがプレゼントされると思うので調べてみてください。
100円玉と紙幣
取り出しやすさ重視&雨濡れ対策のため、ジップロックに入れて持ち運びました。
トイレ
山ではトイレが有料なので、主にそれ用に持っていきます。
私の場合、合計で4回トイレを利用して900円分使ってます。
- 山小屋で3回(1回200円)
- 山頂で1回(1回300円)
トイレは基本的に200円。登り始めて最初のトイレ(6合目)が謎に300円なので、「もう限界」って人以外はちょっと我慢して次のトイレポイントで済ませた方がいいです。山頂のトイレが300円なのはまあ納得なんですが、なんで最初のトイレも300円なんでしょうか。
焼き印

金剛杖に焼き印入れてほしい人はその都度お金が必要になりますし、山小屋ごとにデザインの違う焼き印を入れられます。
焼き印は大体300円か500円ですので、全部焼き印しようとするとかなりの金額が吹き飛びます。
私は「花小屋(7合目)」「太子館(8合目)」「元祖室(8合目)」「山頂」で焼き印(山頂は御朱印)を入れてもらってます。
私の記憶が正しければ以下です。
- 花小屋 …… 500円
- 太子館 …… 500円
- 元祖室 …… 300円
- 山頂 …… 300円
元祖室だけちょっとあやふやなんですが、他の焼き印の値段は合ってるはず。
その日の天候によっては焼き印できない場合があるそうです。雨の日とかは焼き印の型の方が割れるのでできないとかなんとかガイドさんが言ってました。
ちなみに、焼き印は結構スペース取るので、ハーフ金剛杖だと全部の山小屋の焼き印入れられません。
よって、焼き印いっぱい入れたい! という方は長い金剛杖を買った方がいいと思います。ただ、ストック2本に加えて長い金剛杖を装備していた人は、登山中邪魔そうにしていましたので、そのあたりの兼ね合いは気を付けてください。

飲料水
水は消耗品&必需品なので、おそらくどなたも1回は登山中に補充する必要があるかなと思います。最初から何リットルも持ち運ぶのは重たすぎて負担になってしまうので。
途中の山小屋で飲料水を補充する場合、ペットボトル1本600円です。
私の場合、登山開始時に650mlペットボトルを2本携帯、その後8合目で泊まった山小屋で500mlペットボトルが1本プレゼントされたので、購入した飲料水は1本のみです。
しかし、おそらく私は水分補給を渋りすぎていた人間だと思います。めちゃくちゃ汗かくので、お金を惜しまずこまめに水分補給をするのが一番だと思います。
山頂の食事処
私のツアーでは0時30分から8合目山小屋を出発して山頂を目指し、真っ暗な中山頂に辿り着きました。
そして、そこで束の間の休憩タイムがあり、山頂にて食事をしています。山頂の食事処のお値段は以下です。※2026年8月時点

画像が見えにくい方用にいくつかピックアップします。
| メニュー名 | 値段 |
|---|---|
| カレーうどん | 1,800円 |
| 富士山頂ピリ辛うどん | 2,000円 |
| 月見うどん | 1,500円 |
| うどん | 1,300円 |
| チャーシュー麵 | 1,800円 |
| しょうゆラーメン | 1,300円 |
| みそラーメン | 1,300円 |
| カップヌードル | 1,200円 |
また、特におすすめらしい豚汁は1,200円です。豚汁を頼んだ人はみんな一様においしいと言っていました。
私は山頂限定っぽい「富士山頂ピリ辛うどん」の魅力にあらがえずそちらを頼んだんですが、そっちも具沢山でおいしかったですよ。ただ、結構辛みがあります。チゲっぽい味です。

その他
その他、山頂でおみくじ引きました。おみくじは100円です。

また、ツアーのオプションであるお鉢巡りのために1,100円を使ってます。
行動食
私が持って行った行動食は以下です。
- アーモンドチョコのファミリーパック ×1
- クリーム玄米ブラン ×1
- チャック付きクルミ袋(無塩) ×1
常に動いてエネルギー消費しているので、登山中はかなりお腹が空きます。よって、お腹に溜まる&エネルギーをチャージしやすいものを持っていくのがいいと思います。
今回のツアーでは8合目の山小屋で行動食を配ってくれました。(魚肉ソーセージ、カロリーメイト、クロワッサン、飲料水)
持って行ったけど山では使わなかったやつ
持って行ったけど山で使わなかったものは以下です。
- 着替え
- 新聞紙
- タイツ・ヒートテック
- ウェットティッシュ
着替え

土砂降りの雨で万が一下着まで濡れた場合のものです。幸いなことに快晴だったので使いませんでした。
雨に濡れる想定以外でも、かなり汗だくになるのでそれが気持ち悪い人はそれ用に着替えを持っていったらいいと思います。
太子館は確か更衣室があったはずですが、今回泊まった白雲荘はそういう案内がなかったので判然としません。必要な場合は山小屋スタッフさんに聞いてみてください。
新聞紙

雨で登山靴の中まで水が染みてしまったとき用です。去年はひどい大雨で靴の中までぐじゅぐじゅになり気持ち悪かったので、その反省で持っていきました。が、晴れたので必要なかったですね。
タイツ・ヒートテック
山頂付近がめちゃくちゃ寒かったとき用に持って行きました。あらかじめ着てから登っていた人が大半でしたけど、私は着ずにザックに入れて持ち歩いています。こういうのは暑すぎても簡単には脱げないので。
8合目の山小屋で、フリースとレインウェアだけでは寒さを凌げなさそうな場合は着ようと思っていましたが、終始いい天気で風も無かったため、結局着ずに終わりました。
が、山頂はやっぱり寒かったです! 動いたら暑い、止まったら寒いで堪えました。
山頂で何十分も日の出を待たなきゃいけない、という場合はヒートテックなしはちょっときついかもしれません。
かといって下山時脱げるところがないので暑すぎた場合はそれでばてるし、温度調整難しいですね。
下に着るヒートテックとかじゃなく、フリースとレインウェアの間に着れる薄手のウィンドブレイカーとかがいいのかな? と思いました。それなら着脱簡単だし。

持って行った方がよかったかもと思ったやつ
主に8合目の山小屋に泊まったときに欲しかったやつです。
- 耳栓
- クッション的なやつ(エアーマット?)
耳栓
山小屋での仮眠時、いびき・歯ぎしり・布ずれ・ビニール袋のカサカサ音etcにより全く眠れませんでした!! 徹夜で登頂しています!!!
よって、よく寝るためには耳栓があった方がいいかなと思います。気休め程度かもしれませんが……。
クッション的なやつ(エアーマット?)

仮眠時は寝袋と毛布を貸してもらえるんですが、それではちょっと床の硬さを緩和できないと思います。
※毛布を折りたたんで下敷きにしてもいいですが、掛布団が減って寒くなりますし。
私は床の硬さが腰にきて、音と併せてそれが原因で眠れませんでした。
なので、もし余裕があるならクッション的なやつを持って行った方がいいかもしれません。
下山後にちょっと調べてみましたが、すごくコンパクトに収納できるエアーマットとかあるみたいですね。そういうのがあったら快適だったのになと思いました。
もちろん、登山の荷物は少ない方がいいので、これは本当に「余裕があれば持って行ったらいいんじゃないかな?」というアイテムです。
富士登山の全体感想

きっっっっつかったです!
それでもやっぱり行ってよかったです!
頂上からの雄大な風景、澄んだ空気を感じること、そして何より御来光を拝めたこと、それで登山の苦労全部が報われる思いです。
空が近くて、青くて、はるか下に見える雲が海みたいに広がっていて、いやあ~……気持ちよかったです。
きつさの加減で言うと、剣ヶ峰のラストスパートの上り坂が印象に残っているのと、あとは下り坂です……!
登りはまだ良いんです。小幅で足元見ながら1歩ずつ進んでいったらいずれ辿り着くし、岩場のところは割と登りやすかったりするし。
もう下り坂はだめです……。
足場が細かい砂利で、それに滑らないように急斜面を延々下っていかなければいけないので、神経は使うし腰と膝は破壊されるし足裏はむくんで1歩進むごとに痛むしで散々です。
ザックの背負い方とか休憩の取り方でダメージが変わると思うので、登山前にYouTubeとかで確認しとくといいかもしれません。
ザックは背中にピッタリつくように紐調整しましょう。
まとめ
以上、富士登山の必要な持ち物・リアルな費用・山小屋の注意点ガイドでした。
私のような初心者でもなんとか登れましたので、案外なんとかなるものだと思います。
もちろん高山病などで気分が悪くなった場合は、たとえ山頂間近でも中断する必要がありますので、ツアーで登山する方はガイドさんの指示によく従ってくださいね。
それにしても登れて良かった~。11日、12日のツアーが直前で中止になったときはどうしたものかと思いましたが、15日、16日で振り替えられて本当に良かった。
帰りの日程がずれたので飛行機をキャンセル&チケット再取得する必要がありましたが、まあそれくらい、また来年いろいろ段取りすることに比べれば些事ですしね。
一生に一度は富士登山、きついのはもちろんきついですが、その苦労をはるかに凌駕する美しい景色を見ることができますよ!
以下、撮りまくった写真を並べていきます!




















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